株主の質問はロボットだらけ テスラ2026年第3四半期決算は10月21日、注目はサイバーキャブとオプティマス

テスラの2026年第3四半期決算説明会は10月21日。株主たちはもう、経営陣に答えてほしい質問に投票を始めています。

序盤のランキングを見ると、話題の中心は四半期の利益率ではありません。サイバーキャブ、ロボタクシー、そしてオプティマスです。

主な日程(日本時間つき)

  • 決算発表と説明会:米国時間10月21日(水)、米国市場の取引終了後。ウェブキャストは米中部時間午後4時30分/東部時間午後5時30分、つまり日本時間10月22日(木)午前6時30分から、テスラのIRサイトで配信されます。
  • 質問の締め切り:米東部時間10月20日(火)午後4時(日本時間10月21日午前5時)。

株主は証券口座を連携したうえで、Say Technologiesのプラットフォームから質問を投稿・投票します。Teslaratiによると、Sayは各投票の背後にある株数で質問を順位づけするため、大口株主の声が重くなります。

投資家が知りたいこと

Drive Tesla Canadaによると、すでに数百件の質問が寄せられ、人気の質問は3つのテーマに集まっています。

  1. サイバーキャブとロボタクシーの拡大:オースティン以外へのサービス拡大はいつか、一般の顧客がサイバーキャブを買えるのはいつか、自動運転の配車サービスは規模が大きくなったときにどんな採算構造になるのか。
  2. オプティマス:ロボット1台あたりの製造コストはいくらか。
  3. 旧型車のオーナー:上位の質問のひとつは、HW3が監視なしのFSDに対応しない以上、HW3オーナーが無償でハードウェアをアップグレードできるかどうかいつわかるのか、というものです。

ほかにも、バッテリーパック製造の制約や、FSDの制限速度・駐車の問題を解決するためにテスラが独自の地図をつくるべきかどうか、といった質問も出ています。

すでにわかっている数字

  • 第3四半期の納車台数:486,532台。第2四半期の480,126台から増加、前年同期の497,099台はわずかに下回りました。
  • エネルギー貯蔵:この四半期の導入量は13.7GWh。
  • 市場予想:Teslaratiが引用するZacksのデータでは、売上高約278億ドル、1株利益は約43〜45セント。

テスラを「中立」と評価するゴールドマン・サックスでさえ、株価を動かすのは四半期の数字そのものより、ロボタクシー、FSD、オプティマスの見通しだとみています。

前回の説明会からいろいろあった

Teslaratiによると、第2四半期の前には、投資家はロボタクシーの成長がなぜ止まっているのか、サイバーキャブの乗車はいつ始まるのかを尋ねていました。その後の動きはこうです。

  • テスラによると、オースティンのサイバーキャブは300台以上。30日間で8倍に増え、次はダラスです。
  • 10月15日、ついにロードスターが発表され、2028年の生産開始を目指しています。
  • パーソナライズされたGrok Botが、ロボタクシーの全車両で使えるようになりました。

規制面で保留中の案件もひとつあります。ペダルのないサイバーキャブをどう自己認証したのかというNHTSAの質問への回答期限が、説明会の9日後の10月30日です。アナリストが突っ込んでくる可能性は高そうです。

ガイダンスにも注目です。テスラは通年目標について慎重な姿勢を続けており、2027年の販売台数、サイバーキャブの生産ペース、ネバダ州でのセミの増産について何か新しい情報があれば、見出しの利益額と同じくらい重要になるかもしれません。

EVX Newsの視点

テスラの株主は質問で意思表示をしています。彼らにとってテスラは、たまたまクルマをたくさん売っている自動運転とロボティクスの会社なのです。第3四半期の数字は、たぶん問題なし。大事なのは、サイバーキャブがどれだけ速くスケールするか、オプティマスの製造コストはいくらか、そしてHW3オーナーがアップグレードについてはっきりした答えを得られるかどうかです。EVX Newsは日本時間木曜早朝、説明会をライブでお伝えします。

出典:Teslarati、Drive Tesla Canada、テスラIR、Say Technologiesの株主Q&A。Not a Tesla Appはこのニュースを扱っていません。

— EVX News編集部

アイキャッチ画像:テスラ・ギガテキサス。撮影:Larry D. Moore、出典:Wikimedia Commons、ライセンス:CC BY 4.0。

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